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新着情報

北上市民セミナー 第30回記念シンポジウム開催

イベント

 3月25日(金)「富士大学北上市民セミナー」が30回目の節目を迎えるにあたり、その記念シンポジウムが「人口減少と地方創生 ― 豊かな文化創造と地域 ー」をテーマに富士大学にて開催されました。(主催:富士大学附属地域文化研究所・北上市、共催:岩手県県南広域振興局)
 学内外より約70名が参加し、岡田秀二学長の挨拶後、富士大学附属地域経済文化研究所所長の中村良則教授が「地方創生と大学」の基調報告を行いました。
 次に個別報告として、及川義明氏(北上市副市長)による「『あじさい都市』の実現」、寺本樹生氏(岩手県県南広域振興局副局長)による「新たなアクションプランと地域連携」、鈴木健教授(本学研究所所員)による「富士大学の地域貢献と北上市民セミナー」を行いました。
 その後、パネルディスカッションが行われ、地方創生に対する本学の利用についての提案や市民参画による地域活性化を話しました。北上市は50年前に工場の誘致等を行い、現在は第一次、第二次、第三次産業のバランスがとれた市として順調に人口を増加させてきました。この政策を執った当時の方々の様に15年、30年、50年後のために種を撒き、新たな発想で対策を取ることの大切さを参加者に伝え、シンポジウムは終了しました。
 本学では、4月から多くの外部講師の協力をいただき、「地域創生論」の講義を行います。その15回目の講義では『「地域創生」の実現に向けて』(仮)のテーマで岩手県知事、岩手日報編集局長、遠野市市長ほかをお招きしてシンポジウムを行う予定です。本学は、地方創生に向けて地域と共に人材育成に今後も取り組んでまいります