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新着情報

「地域創生論」の第三回講義が行われました

授業関係
 4月28日に岩手県副知事千葉茂樹氏を講師にお迎えし、「地域創生論」第三回目の授業が行われました。
テーマは「岩手県の実態と『地域創生政策』」です。

 講義は、2115年の岩手県の人口は何人か?というクイズから始まり、岩手県の人口の現状が社会減と自然減に分けて詳しく説明され、「東京一極集中問題」は「東北東京問題」であること、人口減は本県経済に深刻な影響を与えることが明らかにされました。
次いで、岩手県の「ふるさと振興」は、「岩手で働く」、「岩手で育てる」、「岩手で暮らす」という3つの柱からなり、「岩手国体」を開催するほどまでに現在、岩手県の復興が進んだこと、さらに、岩手県には「平泉」と「橋野鉄鉱山跡」という2つの世界遺産があるが、こうした県は他にはなく、北海道新幹線の開通ともあいまって岩手県には可能性が大きく拓かれていることに目を向けるよう話されました。
 千葉副知事の講義は、豊富な図表と歯切れ良い明瞭な語り口とによって進められ、大変わかりやすく刺激的なものでした。
 受講者からは、地域の農業と雇用の将来、ILC誘致の見通しや移住促進の取組(CCRC)等について質問が相次ぎ、活発な討論がなされました。
 予定の時間はあっという間に過ぎ去り、印象深く充実した90分間でした。
 次回は、「岩手県南地域の実態と「地域創生戦略」というテーマで岩手県南広域振興局長 堀江淳氏が講義を担当します。