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新着情報

「地域創生論」の第八回講義が行われました

授業関係
 6月2日、「地域創生論」第八回目は、大船渡市副市長 角田陽介氏が、「大船渡市の課題と国土交通行政・地方創生」をテーマとした講義を行いました。

角田氏は、「まちづくり会社(株)キャッセン大船渡」の取締役の一員として大船渡市の中心市街地復興に取り組んでおり、その経験を踏まえ、地方創生に必要な視点として、都会のニーズを汲み取り、エリア全体の価値向上を図ること、補助金とは異なる「ファイナンス」の視点を持ち地域金融機関と連携すること、空間コントロールを十分効かせた上で郊外部を中心部が支える仕組みの整備を図ることが重要と話されました。
人口減少や市外空洞化等の地方の困難な実情を十分に踏まえた上で、なおかつ、民間感覚に立った復興推進こそが良好でバランスのとれた都市基盤整備という公的使命につながるとするものであり、復興実務者ならではの重要な提言でありました。

 次回(6月9日)は、「日本政策金融公庫と地域創生」をテーマに、日本政策金融公庫副総裁皆川博美氏が地域創生論第九回目の講義を行います。