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新着情報

地域創生論シンポジウムが開催されました

授業関係
7月21日、「地域創生論」第15回目の講義として公開シンポジウム「『地域創生』の実現に向けて」が開催されました。

岩手日報社報道部長神田由紀氏、岩手県知事達増拓也氏、花巻市長上田東一氏をパネリストとしてお迎えし、岡田秀二学長がモデレータとなりパネルディスカッションが進められました。
それぞれ、「幸せ」をキーワードに岩手に住むことの意義の再確認(神田氏)、国の「地方創生」を踏まえた上での「岩手で暮らし、育て、働く」ための岩手県の取組(達増氏)、ブドウ農家育成や市内空き家バンクの設立など花巻市内定住人口増大のための工夫を凝らした取組(上田氏)について紹介がなされ、参加者との間では地域を担う若者の在り方、花巻空港の活用や医療、子供の教育振興などについて活発に意見交換が行われました。
なかでも、三氏から共通して、学生に対して好奇心・真剣さ・友達を持つことの大切さが強調して述べられたことが印象的でした。

5号館1階の階段教室は約300名の学生、市民、市役所関係者等で埋まり、パネリストの具体的で熱のこもった話に聞き入った1時間半でした。
会場からは富士大学の取組を起点として地域創生の輪が広がっていくことを期待する声が出され、本学で「地域創生論」を実施することの意義が改めて確認されました。

今回のシンポジウムで地域創生論のしめくくりとなりますが、この講義は非常にたくさんの方々のご協力があって、成功することができました。
履修した学生にとって、非常に有意義な授業であったことは間違いありません。
ここに改めて、各回で講義をしていただいた講師の方、その講師の方の講義を実現するためにご尽力くださいました関係者の方々、ご来場いただきました地域の皆様に厚く御礼申し上げます。