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新着情報

「地域創生論」シンポジウムが開催されました

授業関係
7月20日、「地域創生論」第15回目の講義として公開シンポジウム「『地域創生』の実現に向けてⅡ」が開催されました。

シンポジウムでは岡田秀二学長が司会を担当し、岩手県副知事千葉茂樹氏、岩手日報社報道部次長太田代剛氏、花巻市長上田東一氏の三氏がそれぞれに地域創生の取組について率直な意見を表明していきました。
千葉氏からは、岩手県は「ふるさと振興」という考えのもとに地方創生を進めており、岩手で働き、育て、暮らす10のプロジェクトが着実に進んでいることが紹介され、太田代氏は、ジャーナリズムの立場から地方創生を評価し、「全国画一的でないアイデアとやる気」に意義があったが、現状はその理念の実現には及ばない。若者が積極的に声を上げることが大事だとの考えが表明されました。
上田氏は、移住・定住の取組を中心に花巻市の地域創生の取組を紹介し、県との緊密な連携の下に進められていることを強調しました。討論では、花巻市の家守舎など若い層の経営者の取組を市内各層の経営者が一体となって支援する雰囲気が形成されていること、岩手県では他に比べても活発な地域創生の動きがみられること、あるいは国際リニアコライダーへの取り組みなど様々な論点を巡って活発な意見が展開され、出席者それぞれが花巻市と岩手県における地域創生の現在の進捗段階を確認することが出来たものと思われます。
最後に、次年度も地域創生論を開講する旨の言葉を持ってシンポジウムは終了しました。

本年度の地域創生論は今回のシンポジウムをもって最後の授業となりました。
パネリストの方々をはじめ、各回の講師を務められた皆様の絶大なるご支援と協力をもって成功に導くことが出来ました。
改めて講師の先生方と関係者の方々、ご出席いただいた市民の方々に心より感謝申し上げます。












左から上田花巻市長、岡田学長、千葉岩手県副知事、太田代岩手日報社報道部次長
どうもありがとうございました。