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新着情報

関上マーケティングゼミ「アパレルグループ活動調査について」

授業関係
3月22日(金)関上マーケティングゼミで男子2名、女子2名の4名で、ミドリ久慈衣料株式会社・日本ソーイング(株)へ行き、会社説明、工場見学、海外展開、海外派遣人材の状況聞き取り、アンドリュー氏によるアメリカの経済状況、日米との違いをお聞きいたしました。

感想
今回の調査で明らかにできた点は次の通りです。手作業の衣料製品作りが伝統的な産業であるといわれた衣料産業は、実は近代的な最新式のコンピューターで制御される機器を利用している(例:自動布裁断機、セミオート化された自動ミシン縫製機、さらにプレス機、熟練工の製品チェック、ロスの少ない期日前納品出荷などが一連の作業で日産230~250着製造)ことが明らかとなった。

つまり、アパレルグループのメンバーが目の前にした工場内部では伝統的加工産業=熟練工中心の工場という図式が、近代的自動製造関連機器がそこかしこにセットされ、個人の採寸情報からその他の個人情報まで自動管理されていること。端的に、近代的最先端工場が地域的経済とは関係なく今日の衣料産業であるということ。そこで製造された製品は一流ブランドとして日本国内の老舗テーラーの製品名を付し出荷されていたという実態を明らかにできたこと。

さらに、一戸町の某家を訪問し、前日本長期信用銀行カリフォルニア支店・住友銀行カリフォルニア支店で勤務されたアンドリュー氏に、アメリカ経済の状況ならびに大学で何を学ぶべきか、マーケティングの日米の違い等について伺い、今後のマーケティングゼミ活動を展開するに当たり実多い調査となった。