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新着情報

2019年富士大学公開講義「地域創生論」が始まりました。

授業関係
2019年富士大学公開講義「地域創生論」が始まりました。
第1回目は4月11日、本学学長の岡田秀二先生の担当で「地域創生(論)の必要性とその内容」とのテーマで行われました。春の雪にもかかわらず、会場の5号館1階階段教室には学生の皆さん、市民の方々、地元の自治体関係者そしてマスコミ関係の方など、多くの方々にお集まりいただきました。

授業ではまず、地域の重要性、地方創生政策が現在国の最重要政策の一つと位置づけられていること、またその内容および特徴、そしてその評価などについて確認しました。そしてその法形式として「まち・ひと・しごと創生基本法」が存在し、それが国のみではなく地方公共団体の政策、行政そして社会の様々な分野に影響を与えていることが示されました。

次回以降の講義では各講師からこうした地域創生へのそれぞれの立場からのアプローチが紹介されることになります。
岡田学長はそれぞれ回の注目点、狙い等に触れ、こうした国の地方創生政策に関する様々な論者の意見、地域創生に関するいくつかの議論がその出版物も併せて整理・紹介され、それらに対する自らの考えを示しました。そして受講者に対し、この授業が講義とその後の質疑により構成されていることから、積極的その議論にも参加し、各自が地域創生についてスタンスやヴィジョンを自ら形成していって欲しい旨を述べました。

授業の終わりには質疑の時間をとり、授業で触れられた「地域創生」の議論に関する岡田学長の認識と提案に対し、受講者から意見が出され、これに対し岡田学長がコメントをするという形でディスカッションが行われました。終始、岡田学長の穏やかな話し方と受講者の理解の速度に合わせた丁寧な説明が印象的な授業でした。

次回4月18日は、「岩手県の総合発展計画と「地域創生政策」」というテーマで岩手県の政策地域部の小野博副部長が講義を担当されます。