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新着情報

南花巻温泉峡 山の神温泉「優香苑」にてフィールドワークを実施しました。(遠藤ゼミ)

授業関係
遠藤ゼミ(専門演習Ⅰ)は6月25日(火)、ゼミの研究テーマ「森林資源、木質利用による地域経済効果および地域環境保全」の調査の一つとして「優香苑」にてフィールドワークを実施しました。

山の神温泉「優香苑」は、花巻市内でも屈指の木造建築物で宮大工の技とこだわりにより建設された温泉旅館です。
到着後、若柳支配人様から本館をご案内いただきました。格天井が印象的なロビーをはじめ、客室も宮大工による細かい技が施され、趣のある空間となっています。
二間と三間タイプの一般用客室(ベットタイプと布団タイプ)も木造感あふれる部屋ですが、和室・リビングルーム・ベッドルーム(天蓋付き)、サンルームを備えた「貴賓室」も見学させていただき、その素晴らしさに全員大感激しました。

また6月1日に新設オープンした日帰り入浴施設「なごみの湯」、さらに現在、建設中の新館「清流館」(木造二階建て、高級旅館4棟 2020年4月オープン予定)を見学させていただきました。
その現場から、多くを学ぶことができるからです。施工業者の㈱TAKAYA(本社:盛岡)の山鹿マネジャー様に案内いただき、集成材のプレカットカット工法(木材と金具類の組み合わせによる最新工法)で大型建築物ができることを直接確認ができました。
またゼミテーマの一つである「温泉施設への木質バイオマスエネルギー利用検討」に関して、温泉施設のエネルギー(燃料)利用システムの説明をいただきました。本当に感謝申し上げます。

ゼミ生からは、「ただ温泉を楽しむだけでなく、ここ優香苑は木造建築を視覚で楽しむこと、木の匂いも感じることができ素晴らしい」、「自然に囲まれた中での温泉旅館で、さらに木造建築で、すごくリラックスできた」、「木材でこんな立派な建物ができきるなんて、日本の職人の技はスゴイ」と木質利用に対するコメントや、「支配人のお話を聞き、食や接客のプロが集まって一つの旅館が成り立っていることが分かった」、「お客様のために、様々な工夫をしていてかっこいい仕事だと思った」、「スタッフが礼儀正しく、泊まったら間違いなく居心地が良い旅館。また来たいと思わせる雰囲気づくりも感じた」、「今日の見学は、普段体験できない貴重な体験だった」、「百聞は一見に如かず、を体感した」など、旅館業(サービス業)に対するコメントもあり、見聞を広められた時間となりました。