２０１９年８月２２日（木）、本学が今年度、提案し採択となりました「花巻市および周辺地域内エコシステム構築事業」の第１回地域協議会を開催しました。
この地域協議会は、「地域内エコシステムの構築」に係る人材が集い、木質バイオマスの熱利用について、“これからの地域をどうするか”を協議し、集約するものです。
協議会メンバーは、下記のとおりです。

コーディネーター　　　富士大学　協議会座長…岡田学長
　　　　　　　　　　　　　　　　地域事務局…遠藤元治教授
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井手地域連携推進センター副センター長
コーディネーター支援　花巻市農林部
協議会委員　　　　　　花巻市森林組合
　　　　　　　　　　　西和賀町森林組合
　　　　　　　　　　　遠野バイオエナジー㈱
　　　　　　　　　　　㈱山下組
　　　　　　　　　　　森の電力㈱
　　　　　　　　　　　㈱花巻バイオマスエナジー/花巻バイオチップ㈱
　　　　　　　　　　　オヤマダエンジニアリング㈱
　　　　　　　　　　　岩手木質バイオマス研究会
　　　　　　　　　　　NPO法人/環境パートナーシップいわて
専門派遣員（研究員）　森林総合研究所東北支所
オブザーバー　　　　　岩手県県南広域振興局農林部花巻農林センター

今年度の優先事項としては、以下に取組むことが協議されました。
① 既存チップボイラーへの市内産材燃料チップ供給再開の検討
② 先行モデルとして富士大学へのチップボイラー導入のＦＳの実施
③ チップ事業者の情報整理および供給課題の整理
④ 地域内燃料用材(特に林地残材、剪定枝、製材端材等のＦＩＴ木質バイオマス発電所と競合しない木質資源)の利用可能量の把握
また、上記以外の調査項目・調査内容（地域内松枯れ材の活用、燃料供給体制の検討、花巻／北上地域の熱需要調査方法等々）の討議も行いました。
　次回は、１０月２５日（金）に開催予定となっています。