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新着情報

「移動式チッパー運転実習見学会」及び 「花巻市および周辺地域内エコシステム構築」第2回地域協議会を開催しました

お知らせ
10月25日(金)、本学を会場に「移動式チッパー運転実習見学会」、林野庁事業「花巻市および周辺地域内エコシステム構築事業」第2回地域協議会を開催しました。

協議会メンバーの知見向上と今後の検討に資する国内最新の燃料用チップ製造機器(移動式チッパー3機種 写真1,2,3)の運転実習見学会を実施しました。
遠藤ゼミ専門演習Ⅰに所属する宇佐美空也さん、高山幸也さんの2名も参加し、燃料チップ製造の実習・体験・見学をしました。
今回使用された原料は、大学構内の剪定枝、先般の台風19号による構内風倒木で、参加者はこの機器の実用性と有効性を確認しました(写真4~11)。

引き続き、第2回地区協議会(会場:6号館2階大会議室)が行われ(写真12,13)、下記の内容について、調査・進捗の中間報告及び協議がなされました。

① 既存チップボイラーへの市内産材燃料チップ供給再開の検討
② 先行モデルとして富士大学へのチップボイラー導入のFSの実施
③ チップ事業者の情報整理および供給課題の整理
④ 地域内燃料用材(特に林地残材、剪定枝、製材端材等のFIT木質バイオマス発電所と競合しない木質資源)の利用可能量の把握

花巻市内の温水プールへのエスコ事業*)によるチップボイラー検討支援、先行モデル導入先への燃料チップ供給システム構築(現実的経済性把握)及び地域内の熱需要調査の進め方(地域内の工業団地内工場や温泉施設等々)、地域内松枯れ材の活用に対する討議等々も行なわれました。

次回第3回協議会は12月20日(金)に開催予定となっています。

*)エスコ事業:Energy Service Company事業の略。顧客の光熱水費等の経費削減を行い、削減実績から対価を得るビジネス形態のこと。初期投資から設備運用の指導や装置類の保守管理まで事業者が行う形態。

写真1-3
 写真4-11
写真12-13
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