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新着情報

遠藤教授が花巻ロータリークラブで「人新世の環境とエネルギー vs 花巻市および周辺地域内エコシステム」を講演しました

お知らせ
11月30日(火)に遠藤教授が「花巻ロータリークラブ 第3254回例会でミニ講演を行いました。

 講演内容は以下の通り。
 人類の化石燃料の大量利用が地球に地質的変化をもたらし、過去1万2千年続いてきた完新世(安定していた気候の時代)から地質学的に新たな時代「人新世(ひとしんせい)」に入ったという説です。人間活動(化石燃料利用)による森林・サンゴ礁・氷河の減少、マイクロプラスチック堆積等々が地質痕跡化しつつあります。先月開催されたCOP26の通り脱炭素は世界的合意の状況となりました。その超ローカルな取組事例として富士大学が全体コーディネート役で進めている林野庁事業「花巻市および周辺地域内エコシステムモデル構築事業(木質バイオマス資源の熱利用)」を紹介。我が国でも本年5月に国会で「地球温暖化対策推進法改正案」が全会一致で可決され、地域脱炭素も待ったなしです。中でも木質バイオマス熱利用は小規模ですが地域経済効果が高い有望なオプションである事を紹介しました。例会終了後に同様な講演の花巻ユネスコ協会での依頼がありました。富士大学の地域貢献活動をご紹介する機会となりました。

 講演日時 2021年11月20日(火) 12時30分から13時30分
 講演場所 花巻空港ターミナルビル 2階 銀河ホール
 講演対象 花巻ロータリークラブ会員 20名参加


講演写真


講演写真


例会風景写真