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新着情報

富士大学一戸町サテライト事業「第1回産業振興セミナー~地域の産業とSDGsを考える~」を実施しました

お知らせ
 令和3年11月27日(土)、午後1時30分から、一戸町コミュニティセンター会議室にて、富士大学一戸町サテライト事業「第1回産業振興セミナー~地域の産業とSDGsを考える~」を一戸町と共に開催しました。
 参加者は、小野寺美登町長はじめ役場職員や森林林業関係者など地域の方々26名の他、地域振興に興味のある本学学生2名が参加しました。
 今回は、富士大学一戸町サテライト事業の第1回開催に当たり、開会セレモニーを設け、小野寺美登一戸町長からご挨拶を賜りました。また、出席者の皆様に議論を深めていただくために「ディスカッション」の時間を取り発言頂きました。
 内容は下記の通りでした。

  ・開会セレモニー 富士大学一戸町サテライト長 挨拶 関上哲教授
         一戸町長 挨拶  小野寺美登氏

  ・講演Ⅰ:テーマ「森林・林業の現状と政策」
       講 師 学長 岡田秀二
           岡田学長は、一戸町の森林資源につき研究調査を行っています。
           そのデータを示しめしながら調査から推察される一戸町の持つ
           森林資源の今日的価値(SDGsの脱炭素時代の産業と経済にお
           ける)とその活用での一戸町の林業振興の可能性を提言しまし
           た。

  ・講演Ⅱ:テーマ「地域内エコシステムを考える~花巻地域における地域内エコシ
           ステムモデル構築事業に関する事例から~」
       講 師 教授 遠藤元治
           木質バイオマスエネルギーの効率的利用(熱利用)について、
           本学が全体コーディネート/プラットホーム役を果たし花巻地
           域で3年間進めている林野庁調査事業の内容を紹介しました。
           一戸町は本年度からこの事業を開始しています。花巻の事例か
           ら見えた課題などを示し、これからの一戸町の取組みに対する
           助言を行いました。

   ・講演Ⅲ:テーマ「地域企業のSDGsを考える」
       講 師 教授 吉田哲朗
           地域密着型企業のSDGs活動のマネジメント方針と評価基準
           について解説しました。当日のセミナーテーマや一戸町の産業
           構造に照らせば、森林組合、素材生産業者、木材関連企業(参
           加者)が地域密着企業となります。その企業的な立場でのSDGs
           活動についてのアドバイスがありました。

    ・ディスカッション
           講演終了には質疑が行われました。林業振興、木質バイオマス熱
           エネルギー利用等々につき講演内容に対する疑問や一戸に活かす
           ための課題等について話し合われました。予定終了時刻を1時間
           ほどオーバーしましたが小野寺町長にも最後までご参加をいただ
           き盛会に終了しました。