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遠藤元治教授が「あいさり大学セミナー」で講演しました。

イベント
令和4年12月7日(水)、北上市相去地区自治協議会の開催する「あいさり大学セミナー」(場所:北上市相去地区交流センター研修室)で経済学科の遠藤元治教授が講演しました。 演題は「人新生・地域脱炭素時代のエネルギーと環境」です。受講者は(40代~と70代)の男女合わせて約20名でした。「自然とは何か」、「わたしたちはどんな時代を生きているのか」につきエネルギーと環境の変遷・変化を受講者の実経験に照らして学ぶ2時間の講演でした。

前半は、人類の利用したエネルギーの変遷と地球環境の変化について。日本の自然環境の特徴とは。なぜ徳川家康は江戸に幕府を開いたのか。を再確認しました。

後半は、日本の森林について。森林の持つ多面的機能。カーボンニュートラルとは。木質バイオマス利用の概説。花巻市および周辺地域内エコシステム(木質バイオマスの熱利用)モデル構築事業の紹介等でした。

相去地区には三菱製紙㈱北上事業所(北上ハイテックぺーパー)や北上南部工業団地(団地内に東北電力の電力インフラ管理伐採木を一括処理しているグリーンリサイクル㈱北上工場等)が有り大量の木質資源が取り扱われています。また大堤公園・北上運動総合公園、北上翔南高校等もあり緑豊かな地域です。自治会は『自然・歴史・産業・ひとが輝く 共育・協働のまち相去』を目指し独自事業で「あいさり大学」を開催しています。今回の講演は遠藤教授が昨年行った「北上市民セミナー」を元に再講演の依頼があり、それを相去地区および受講生の年代層に合わせた内容でした。講演後、及川自治会長と同地区での地域内エコシスムの可能性や産廃事業計画への対応等につき話し合いと情報交換を行いました。