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新着情報

花巻遠野広域連携事業「児童・生徒のためのパラスポーツ体験会(パラ陸上)」

イベント
 令和5年2月4日(土)に花巻市と遠野市の児童生徒を対象としたパラスポーツ体験会を富士大学で行いました。本事業は、花巻市と遠野市より業務委託を受けた事業です。一昨年、昨年はコロナ感染拡大予防のために実施できませんでしたが、今年は万全の対策で行うことができました。参加者は、全部でブラインドサッカー体験会、パラ陸上体験会、合わせて25名でした。
 午前は、岩手県障がい者スポーツ協会事務局長の三浦 拓朗さんと岩手県立盛岡視覚支援学校の高村和人さん(平昌パラリンピック日本代表 ノルディックスキー(クロスカントリースキーとバイアスロン))のお二人を講師にお迎えし、お話をいただきました。三浦さんからは、障がいのある方と一緒にスポーツを楽しめる社会づくりについて、高村さんからはご自身の視覚障がいの話やパラリンピックスキー競技へ挑戦して参加したときの達成感についてお話をいただきました。
 午後のパラ陸上体験会は、高橋友三さん(岩手県環境保健研究センター)と古澤奏人さん(岩手県住田高校教諭)に指導を受けながら、ガイドランナー体験を行いました。また、車いすレース競技の体験やフレームランナーの試乗も行いました。最後は、障がいのある方々と練習会を合同で行ったりしながら 交流を深めることができました。
 参加した皆さんからは、「目が見えない中で走ることがどれだけ大変か初めて知った。様々な車いすの体験も非常に楽しかった。」、「それぞれの立場から考える視点が大事であることを改めて感じた」という感想をいただきました。
 富士大学では次年度以降も同様の事業を行い、パラスポーツ競技普及推進、共生社会づくりに貢献する事業を行って参りますので、興味関心のある方はどうぞご参加ください。