文字サイズ
※翻訳が不十分な場合もございます。
ご了承下さい。

新着情報

「地域創生論」の第一回講義が行われました

授業関係
4月13日、岡田学長を講師として数多くの一般市民の方々と本学学生を対象に、平成29年度の「地域創生論」第一回授業が行われました。

テーマは、「『地域創生論』の狙いと我が国農山村地域の歴史」であり、現代における「地域創生」の意義を人口データや政府の政策体系図を駆使して簡潔でありながら説得力のある授業でした。
中央からの視点に立つ「地方創生」ではなく、私たちが生き、生活している具体的な場である「地域」の視点から、主体的に幸せな生活を創造していく「地域創生」の立場に立つことが重要であること、世紀転換点以降政府の地域に対する政策もはっきりと変化していることに注意すべきだということが特に強調され、受講者に対し新たな視点が提供されていました。
授業の後半には政策変化の中身や幸せな生活をめぐって活発な討論が行われました。
中でも現代社会は人間が壊れていく社会だとする岡田学長の鋭い指摘と静かな語りは、受講者全員の胸に深く染み入っていったように思われます。

次回は、「地域を巡る諸論説」というテーマで引き続き岡田学長が担当します。