令和元年１１月１５日(金)、本学と一戸町は、地域創生を担う人材の育成と地域産業の発展を目指し、包括連携協定を締結しました。地域諸課題の解決と地域経済社会の持続的発展を図ることを目的に、学術、文化、教育、人材育成等の各分野に係る連携及び協力を推進するものです。
　締結式は、１１時３０分より一戸町コミュニティセンターにて行い、田中達也一戸町長、岡田学長によって協定書が取り交わされました。

連携協定の内容は以下のとおりです。
１　地域創生を担う児童及び生徒への支援と地域を牽引する人材の育成
２　中山間地域の活性化に向けた産学官民連携の推進
３　循環型環境社会づくりに向けた諸課題への対応
４　御所野遺跡を含む縄文文化価値の理解醸成
５　高齢社会及び福祉社会の質向上に向けた諸課題への対応
６　一戸町における富士大学サテライト事業への相互協力

　また同日、１３時３０分から包括連携協定締結キックオフ事業として、岡田学長による講演会を開催しました。
　演題は「ローカルがつくる世界と地域の未来!!」。これまでの地方創生政策を振り返りつつ、これからはＳＤＧｓを念頭に地域・まちづくりを全員で取り組むことをポイントとし、その中に本学が連携・一体化していきたいと話されました。当日は午後の早い時間にもかかわらず、町民の皆様には多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。
　今後は、町民の皆様のリクエストにお応えできるよう一戸町と連携・協力して、サテライト事業を展開して参ります。