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新着情報

「Wild Cup 2020」大学生グループ部門賞で相澤ゼミが3年連続受賞!!

お知らせ
令和2年8月7日(金)、岩手県農林水産部が開催する政策提案型調査研究コンテスト「Wild Cup 2020」のプレゼンテーション審査(場所:サンセール盛岡3階大ホール)が行われました。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、同日に行われる授与式は中止となり、審査結果は後日、連絡が入ることとなりました。
結果は大学生グループ部門において、チーム「わさっパー」(3年・相澤鈴之助ゼミ)が受賞し、富士大学が3年連続受賞することができました。

9月17日(木)に、岩手県農林水産部長の佐藤隆浩様はじめ職員の方が来学し、本学大会議室にて授与式が行われました。
受賞者には盾と賞状、そして副賞が授与されました。

今回受賞したテーマは、「偉大なるわさびが創る滅菌の楽園」(チーム名:わさっパー)です。
全国の畑わさびの生産量は減少傾向にあり、それと同じくらい岩手県の畑わさび生産量も減少しつつあります。受賞チームは、わさび産業の現状を把握し、日本で最も畑わさびを生産している岩手県岩泉町の生産量の多さに着目しました。わさびの葉や根茎にある抗菌効果、消臭効果を、昨今の衛生管理に利用できないかと考え、生産者の減少、後継者不足、畑わさびの葉がほとんど廃棄処分されている問題等の課題を解決するために、岩手のわさび産業の活性化を目的として、どこの家庭にもある「タッパー」にわさびの機能性を利用したアイディア製品、名付けて「わさっパー」を商品化するという内容で提案しました。

この政策提案型調査研究コンテスト「Wild Cup」は、今年度で5回目、大学生グループ部門は始まってからは3回目となります。
昨年度も同じ相澤ゼミの学生による、「岩手ざくざく雑穀ガチャ~楽しく、おいしく、健康に!~」(チーム名:(株)岩手健康促進隊雑穀支部)をテーマに、ガチャを使った岩手県産雑穀の認知度向上、そして市場拡大による活性化を目的とした提案で受賞となりました。
今回、この部門には本学から3グループ、岩手県立大学から1グループの計4グループのエントリーでした。
 
【発表テーマと発表チーム参加者】
・「偉大なるわさびが創る滅菌の楽園」
チーム名:わさっパー(3年・相澤専門演習Ⅰ)
*稲葉桜碧さん、*靏田楓さん、菊地温大さん、北村史織さん、熊谷めいさん
・「もち米タピオカ82番の方!」
チーム名:チーム良則(3年・中村専門演習Ⅰ)
*鈴木悠斗さん、小田島有佑さん、延足雄人さん
・「ギョギョ!山ぶどうで山と海に活気を」
チーム名:山ぶどう促進委員会(4年・相澤専門演習Ⅱ)
*吉田 健太さん、工藤大幹さん、柳畑寛太さん、菅原拓光さん
 *印は発表者

♦受賞された、チーム「わさっパー」の皆さんからのコメント
・稲葉桜碧(経済学科)
この度は、栄えある大学生部門賞をいただき、嬉しく思います。今回の発表を通して、製品の具体案や資料作成、プレゼンなど、初めての経験でたくさん指導していただきました。この経験を活かし、岩手県の活性化や社会の役に立つ活動をしていきたいと考えています。

・菊地温大(経済学科)
この度は表彰いただき誠に光栄に思います。今回の発表は私にとって岩手の現状を知り、その資源の有用性を見出す貴重な機会となりました。これに慢心せず今後とも精進して参ります。

・北村史織(経済学科)
今回はこのような賞をいただきありがとうございました。この発表をきっかけに、岩手県の方々にまだ知らない岩手県の魅力をより一層知って欲しいと思います。

・靏田 楓(経済学科)
今回の発表を通して、岩手県にある資源の豊富さとともに、それらが世間にあまり知られていないという課題に気づくことが出来ました。岩手県の現状を知る良い機会と賞をいただけたことに感謝いたします。

・熊谷めい(経営法学科)
この発表をするに当たりこれまで注目することの無かった岩手県の特産品やそれらが抱える現状を知ることができました。今回はこの様な賞を頂きありがとうございます。

対面授業再開からプレゼンテーションまでの短い期間のなか、事前調査やデータ作成まで、発表者の皆さん、指導された教員の皆さん、大変ご苦労様でした。受賞おめでとうございます。

 
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