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遠藤ゼミ(専門演習Ⅰ)で紫波町「循環型のまちづくり諸施設」をフィールドワーク(FW)しました。

授業関係
 2020年11月17日、遠藤ゼミで紫波町「循環型のまちづくり諸施設」にFWしました。紫波町は2000年6月に「新世紀未来宣言」、2001年6月には「循環型まちづくり条例(小学校高学年にもわかる表記)」を制定、以来これまで営々と「循環型まちづくり」に取り組んでいます。それを現場現物で確認しました。

 初めに町の玄関口である紫波中央駅エリアで、環境・循環型PRセンター(写真1)、駅待合施設(写真2)をFW。PRセンターには、環境学習を独自に行う「NPO法人 紫波みらい研究所」と「紫波町観光交流協会」も入居しており、ワンストップサービスでの情報発信体制が整備されているのがわかりました。また、建屋には「新世紀未来宣言」が掲げられているのも確認しました。
 続いてオガールエリアに移動し、オガールプラザ(官民複合施設)内のおしゃれなレストランで昼食、その後の図書館や産直スーパーを見学。複合施設の利便性を実感しました。その後、エネルギーステーション(㈱紫波グリーンエネルギ―の木質バイオマスボイラー運用による地域熱供給設備)を外側から見学(写真3,4)。次に、木造3階建ての国内最大級の紫波町役場木造庁舎(町産木材を使用した「木質資源循環のまちづくり」を体現した庁舎 PFI事業方式で実現)を見学しました(写真5)。オガールベース(民間複合施設)では、日本初のバレーボール専用体育館と併設するビジネスホテルのオガールインの施設を見学させていただきました(写真6,7)。
 次に「えこ3センター」に移動。紫波町は有機資源の100%循環利活用を目指し、堆肥つくりや木質ペレットを製造しています。その施設を嗅覚と触覚で体験する五感型見学を行いました。(写真8、9,10)。
 最後に紫波町農林公社を見学。同公社は町内の農林業者の相談窓口として開設され、新規就労者/認定農業者の支援、六次産業化の支援および木質燃料(燃料用チップ、薪)の製造・販売を行っています。公社の北條様から現場施設(移動式チッパー、土場等)の案内いただきました。残念ながらチップ製造作業は終了していましたがトラクタ―駆動型チッパーの迫力は確認できました(写真11、12)。
ゼミではこのFWの内容を各自がプレゼンテーション報告をすることを課題とし、ゼミ授業に活かしています。


写真1) 環境・循環型PRセンター


写真2) 紫波中央駅

    
写真3) エネルギーセンター   写真4) エネルギーセンター   写真5) 紫波町役場

    
写真6) オガールベース 体育館 写真7) オガールイン内 入口

  
写真8) えこ3センター 堆肥製造建屋内

      
写真9) エコ3センター ペレット製造設備

            
写真10) エコ3センター ペレット製造施設建屋前


写真11) 紫波町農林公社 トラクターチッパー建屋内での説明


写真12) 紫波農林公社 土場での説明