文字サイズ
※翻訳が不十分な場合もございます。
ご了承下さい。

新着情報

地域経済研究所は、地域連携推進センターの協力及び花巻観光協会協賛のもとで環境省東北事務所と同省に関連した(NPO)EPO東北との連携を行いました

イベント
附属地域経済文化研究所は事業計画に則り、地域連携推進センターの協力及び花巻観光協会協賛のもとで掲題に関する活動を5月18-19日にかけて行っています。

<主旨>
事業計画の③ 他大学、地域企業、諸団体あるいは研究機関と連携した研究・シンポジウム等の企画・開催及び④シンクタンク機能の強化を図り、学内諸機関やセクションとの協働も含めて態勢を整備及び①本学の主催するセミナーや研究成果を対外的に発信するための素材づくりを行おうとするものである。

<目的>
(1)環境省東北事務所と同省の地域循環共生圏構想に基づき東北地区を管轄する(NPO)EPO東北と連携して協働調査・研究等の模索を行う。
(2)SDGs活動が利用方法によっては地域資源となるという仮説を検証する研究に基づき、今回はSDGs活動が利用方法によって観光資源化につながるということを作業仮説としてその検証を行うための基礎的な調査等を行う。

<目標>
(1)環境省東北事務所とEPO東北に本学及び(社福)銀河の里の「木質バイオマズボイラー」を見学してもらうと同時にその経緯や詳細を本学の地域連携副センター長の遠藤教授が説明することで、本学のSDGs活動(特に環境問題)への取組み等を理解していただいて共同調査や研究等の機会を作ること。
(2)作業仮説を検証するためにアンケート調査(研究倫理審査委員会審査済)を含む基礎的な調査等を行い、それが地域活性化の要諦である交流人口の増加につなげる方法を模索すること。

<具体的な内容>
〇5月18日(木)
前乗り:EPO東北 男子2名、女子2名の全4名様で花巻温泉に宿泊
〇5月19日(金)
参加:EPO東北4名様、環境省東北事務所4名様、花巻観光業協会1名様
 10:00~11:00 富士大学にて「花巻地域の木質バイオエネルギーについて」
        座学(6号館2階B会議室、講師は遠藤教授)
 11:00~11:40 本学バイオチップボイラー見学及び解説(講師:遠藤教授)
 11:40~13:30 移動および昼食
 13:30~14:30(社福)銀河の里:川上から川下まで一貫したバイオシステムの見学及び解説(講師:遠藤教授)
 14:30~16:00 (社福)銀河の里の会議室にてまとめ・質疑応答等
 16:00     現地解散

<終了後の状況>
(1)EPO東北より提案できる案件があることや環境省より本学等の事例を報告したい旨のメールをいただいている。
(2)アンケート結果(母集団が少ないのでプレ調査の域を出ないが)より専門家には評判がよく観光資源として有効ではないかと思われる。ただし、ホテル宿泊費に若干不満があること等が分かる。後者は研修という仕事の一環として訪れたことによると考えられるが今後の課題となろう。
*調査の詳細は①に則り何らかの形で学内外に報告する予定である。

写真1  遠藤教授レクチャー @富士大学


写真2 富士大宇チップボイラー・サイロ見学


写真3 富士大学チップボイラー・室内見学


写真4 富士大学チップヤード見学


写真5 銀河の里チップヤード見学


写真6 銀河の里チップボイラー見学


写真7 遠藤教授レクチャー @銀河の里
写真7 遠藤教授レクチャー @銀河の里