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新着情報

令和5年度後期公開講座「地域活性化論」が終了。最終第15回は「全体のまとめと考察」がシンポジウム方式で行われました。

授業関係
1月11日(木)、第15回目は本論で講義を行った岡田秀二学長、吉田哲朗教授、関上哲教授、遠藤元治教授の4名でのシンポジウム方式(司会:遠藤教授)で行われました。今年の講義一覧は添付PDFファイルの通り(「PDFはここから」をクリックしてご覧頂けます)でした。
まず4名が各自の講義を振り返り、内容の総括的な解説を行いました。
岡田学長は「地域活性論について 本論の狙い」と題する第1回の講義で、今何故、地域が重要なのか。現在は文明史・経済史的にも転換点にあり、地域での人間性を回復する新しい経済学のアプローチが必要である。それを事例で学べるのがこの講義である!と意義をリマインドされました。
吉田教授は第2回「地域活性化とは何かを考えてみよう」の講義を行いました。地域活性化の要点とは、「地域を“好きになること”」である。どうすればそれが発現するのか、その根源を今年の講義事例を引用して分り易く説得力のある解説がありました。
関上教授の第3回は「地域活性化とSDGsとESDの関係について」と題した講義でした。何故、自分は花巻が好きなのか、花巻の特長、特質の紹介と吟味から講義した内容の解説がありました。
遠藤教授は第4回で「富士大学のプラットフォーム機能」と題して、本学の理念・方針とは何かを具体事例で紹介しました。「教育理念・方針」が花巻市でいう「総合計画」に該当し本学と地域の関係性についての講義でした。
続いて遠藤教授から全講義につき要点概説があり、その後パネリスト4名でのトークセッションを行い、全講義の理解に資するすコメントや解説がありました。
最後に会場との質疑応答で終了となりました。
この地域活性論では、講義終了後に講師、市民参加者、関係教職員の参加で「地域活性化論研究会(地域連携推進センターと地域経済文化研究所の共催で)」を開催し、授業の振り返りと情報交換を行い、授業改善のアイデアや地域連携に関する本学への要望等をいただいています。この研究会での議論や指摘を今後の改善につなげます。本年度ご講義をいただきました講師の皆様、ほんとうにありがとうございました。

後日、市民参加者の方から頂きましたメールを紹介させていただきます。
「公開講義を聴講させていただきありがとうございました。知的高揚感を覚えました。と同時に、この講義はより広く地域住民に聞かせないと勿体ない、と強く感じました。社会人にも、熱量の高い一部の高校生たちにも。それはきっと大学生たちへの刺激にもなると感じました。」折角の公開講座なのですが、過去3年間はコロナ禍の影響があり市民参加者が少ない状況が続いています。来年度はその改善を図る予定です。

添付資料 令和5年度 公開講座「地域活性論」一覧表

PDFはここから

写真1   パネルディスカッション



写真2 岡田学長、吉田教授



写真3 関上教授、遠藤教授



写真4 質疑応答



写真5 質疑応答