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新着情報

東北大学大学院のワークショップ(木質バイオマス灰の肥料としての循環利用と環境負荷低減に関する事前調査)で遠藤元治教授が発表しました。

大学院
令和6年2月21日に東北大学大学院農学研究科 大会議室で東北地域農林水産・食品ハイテク研究会の支援を得て開催された標記ワークショップで、経済・経営システム研究科の遠藤元治教授が「現場に即したバイオマス利用事例」の発表を行いました。
温室効果ガス削減に向けて木質バイオマス利用が増加しており、その結果排出される燃焼灰の再利用が求められています。灰分中には重金属が含まれるため多くは産業廃棄物処理されていますが、肥料としての循環利用が期待されています。木質バイオマスボイラーの普及や燃焼灰の利用に関する現況や問題点に関し、情報収集・意見交換を行いました。東北大学大学院が中心となる共同検討が開始される予定であり、本学も協力していきます。

参集範囲:
東北大学大学院農学研究科/環境科学研究科、岩手大学農学部、富士大学大学院、日本森林技術協会、東北発電工業(株)、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会

WS内容
司会:東北大学大学院農学研究科教授       牧野知之氏
コメンテーター:日本森林技術協会 専門技師   安間勇樹氏
1.「木質バイオマスエネルギーの現状と利用」    岩手大学准教授   伊藤幸男氏
2.「現場に即したバイオマス利用事例」      富士大学大学院教授  遠藤元治氏
3.「木質バイオマス熱利用に関する全国的な取組み」 日本森林技術協会  牧野結衣氏
4.「バイオマス発電の現状、問題点」        東北発電工業(株)   長沼 宏氏


写真1 WS風景



写真2  遠藤教授発表



写真3 会場写真 東北大学農学部