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新着情報

岩手・木質バイオマス研究会/富士大学主催で同研究会第23回定例セミナーが花巻をフィールド(結パークフォレスト、旧八福どじょう庵、富士大学)で開催されました。

イベント
5月18日に岩手・木質バイオマス研究会定例セミナーで本学がフラットフォーマ役で進める「花巻市および周辺地域内エコシステム(木質バイオマスの熱エネルギー利用)」関連フィールドの視察研修会が開催されました(参考:セミナーチラシPDFはこちら)。

13時に東和の道の駅に集合(写真1)して東和町南成島の結パークフォレスト(参考:結PF PDFはこちら)に移動。結PFは本学と連携しつつ種々の里山活用の事業を行っています。宮川理事長(元本学教授)から事業概要の説明を受け(写真2)、県民税による里山整備事業(切捨て間伐施業)を確認しました(写真3)。この間伐材は岩手ウッドパワー社(岩手WP)ESCO事業での富士大学チップボイラーの燃料原料となっています。この間伐材の出材への“山猫”(花巻の小友木材店と和同産業が共同開発した小型電動木材運搬機)の利用を体験型で研修しました(写真4,写真5)。山猫を実際に利用するNPO法人「わが流域ネット」のメンバーの方々にも駆けつけていただき、結PF研修は大盛会でした(写真6)。

次に市内高松の旧八福どじょう庵(元南部屋敷農園)に移動。このサイトの一部で地域エコ事業として木の駅的利用が開始される予定です(現行は銀河の里でネクスコ東日本の高速道路管理伐採木の受け入れ活用を行っていますがサイトが手狭。どじょう庵敷地の追加利用)。どじょう庵では敷地全体のリノベーションが課題で、参加者に現地全体も確認していただきました(写真7,8,9)。

続いて富士大学に移動。チップヤード(小型チッパーのデモ運転)とチップボイラー施設を見学(写真10,11)がありました。昨年6月から順調に稼働しており、その状況の説明と質疑応答が行われました。またボイラー室の脇の草地で和同産業のロボット草刈機KRONOSのデモ運転の見学も行い(写真12)好評でした。最後にDIYサイロの前で集合写真(写真13)を撮りセミナーは終了となりました。

写真1  東和 道の駅集合     写真2 結パークフォレスト概要説明 宮川理事長
           

写真3 結PF 間伐施業地
 


写真4 山猫による搬出体験     写真5 山猫による搬出体験     写真6 結PF 集合写真
           


写真7 旧八福どじょう庵(木の駅サイト予定地)  写真8 旧八福どじょう庵(旧南部屋敷農園温室施設)  
         


写真9 旧八福どじょう庵 集合写真



写真10 岩手WP社ESCO事業 チップヤード見学  写真11 岩手WP社ESCO事業 チップボイラー見学
         


写真12 WADO ロボット草刈機デモ運転見学   写真13 DIYチップサイロ前 集合写真 895