吉田ゼミが「豆蔵おしきり」でFWを実施しました。
授業関係
吉田ゼミが花巻市の「豆蔵おしきり」でのFWを実施しました。詳細については下記の通りです。
吉田哲朗 専門演習Ⅰ 第1回フィールドワークの概要
1.日時:2024年6月5日(水) 12:30~16:00
12:30 集合、点呼等:6号館玄関前
12:45~⒔:00 マイクロバス等にて「豆蔵おしきり」に移動
⒔:00~15:40 昼食及び社長講演、質疑応答
15:40~16:00 マイクロバス等にて「富士大学」に移動、解散
2.場所:豆蔵おしきり
3.訪問先:押切食品 代表取締役 伊従聡一様
4.事前準備(ゼミ授業)
企業は、金銭で評価できる財務価値と評価できない非財務価値からなる非財務価値による企業価値を向上させなければ長期に繁栄できないことを解説した。次に、地域企業の特徴を述べて、彼らは特に非財務価値を向上する必要があることを解説した。そして、地域企業とSDGs活動には親和性があること、その親和性のマネジメントには社会の中で自社が行うべき役割分担を明示した企業理念(今風に言えばパーパスpurpose)がキーとなることを様々な文献資料等を用いて解説している。1
最後に、押切食品自体の知識や同社が企業理念を持ち実践していること、伊従社長の考え方を誓いしてもらうため、地域文化研究所の研究年報 第26巻の押切食品の解説を輪読し、同社が非財務価値向上に企業理念(パーパス)を活用していることを解説した。
5.フィールドワークの対応
(1)概要
去年に引き続き、3年生向け講座として、豆蔵押切食品の直営店を見て、体感したうえで押切食品代表取締役伊従聡一氏よりお話を伺いました。社長より、親子3代続いた同社の変遷と時代の変化からくる危機意識をベースに、その打開策として「同社は何を社会に対して何ができるのか、何を大切にすべきか」に立ち戻り、社会の中で自社が行うべき役割分担を明示した企業理念(今風に言えばパーパス:purpose)である「すべての人に食の喜び豊かな暮らしを」を掲げられた経緯をご自分の体験を含めて御伺いしました。そして。その実践が難しいながらも、困ったときには企業理念に立ち返って活動方針を決め津という組織文化論における成功企業の特徴が見いだせた。そして同社の昨年との差は、「多少値上げしても自分たちの企業理念に添った商品を愛好してくれるお客様はついてきてくれるし、逆に(経営理念に賛同してくれる)新た顧客層も開拓できた」と社長は述べており、「ブランド選好」に成功しつつあることが分かった。
講演の後にはゼミ生による活発な質疑応答があった。
(2)状況
事前対応と当日の社長の公演を含めた現場現物の対応から「先生の話が肌感覚で理解できた」という感想を話した学生も多かった。また、事前学習ではわからなかった「ブランド選好」が起きつつあることに関心を持つ学生や企業理念の維持に関する質問をする学生も多く、伊従社長も「皆さんが熱心なのでつい熱くなって語ってしまった」と述べており、フィールドワークの意図は成功と思われる。
6.事後対応
ゼミでフィールドワークの総括を行い、感想文の提出を求める。
今後もFWを通じて、実際に企業を見学することで経営や企業の在り方について学修していきたいとのことでした。
吉田哲朗 専門演習Ⅰ 第1回フィールドワークの概要
1.日時:2024年6月5日(水) 12:30~16:00
12:30 集合、点呼等:6号館玄関前
12:45~⒔:00 マイクロバス等にて「豆蔵おしきり」に移動
⒔:00~15:40 昼食及び社長講演、質疑応答
15:40~16:00 マイクロバス等にて「富士大学」に移動、解散
2.場所:豆蔵おしきり
3.訪問先:押切食品 代表取締役 伊従聡一様
4.事前準備(ゼミ授業)
企業は、金銭で評価できる財務価値と評価できない非財務価値からなる非財務価値による企業価値を向上させなければ長期に繁栄できないことを解説した。次に、地域企業の特徴を述べて、彼らは特に非財務価値を向上する必要があることを解説した。そして、地域企業とSDGs活動には親和性があること、その親和性のマネジメントには社会の中で自社が行うべき役割分担を明示した企業理念(今風に言えばパーパスpurpose)がキーとなることを様々な文献資料等を用いて解説している。1
最後に、押切食品自体の知識や同社が企業理念を持ち実践していること、伊従社長の考え方を誓いしてもらうため、地域文化研究所の研究年報 第26巻の押切食品の解説を輪読し、同社が非財務価値向上に企業理念(パーパス)を活用していることを解説した。
5.フィールドワークの対応
(1)概要
去年に引き続き、3年生向け講座として、豆蔵押切食品の直営店を見て、体感したうえで押切食品代表取締役伊従聡一氏よりお話を伺いました。社長より、親子3代続いた同社の変遷と時代の変化からくる危機意識をベースに、その打開策として「同社は何を社会に対して何ができるのか、何を大切にすべきか」に立ち戻り、社会の中で自社が行うべき役割分担を明示した企業理念(今風に言えばパーパス:purpose)である「すべての人に食の喜び豊かな暮らしを」を掲げられた経緯をご自分の体験を含めて御伺いしました。そして。その実践が難しいながらも、困ったときには企業理念に立ち返って活動方針を決め津という組織文化論における成功企業の特徴が見いだせた。そして同社の昨年との差は、「多少値上げしても自分たちの企業理念に添った商品を愛好してくれるお客様はついてきてくれるし、逆に(経営理念に賛同してくれる)新た顧客層も開拓できた」と社長は述べており、「ブランド選好」に成功しつつあることが分かった。
講演の後にはゼミ生による活発な質疑応答があった。
(2)状況
事前対応と当日の社長の公演を含めた現場現物の対応から「先生の話が肌感覚で理解できた」という感想を話した学生も多かった。また、事前学習ではわからなかった「ブランド選好」が起きつつあることに関心を持つ学生や企業理念の維持に関する質問をする学生も多く、伊従社長も「皆さんが熱心なのでつい熱くなって語ってしまった」と述べており、フィールドワークの意図は成功と思われる。
6.事後対応
ゼミでフィールドワークの総括を行い、感想文の提出を求める。
今後もFWを通じて、実際に企業を見学することで経営や企業の在り方について学修していきたいとのことでした。