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「エネルギー政策論 第13回」の授業(経済学科遠藤元治講師)で富士大学構内の木質エネルギー熱利用施設(岩手ウッドパワー社のESCO事業)をフィールドワークしました

授業関係
12月10日(火)3時限の「エネルギー政策論」の授業で、昨年6月から運転を開始したチップボイラー関連施設のフィールドワークを行いました。

この事業は、(株)岩手ウッドパワーのESCO事業です。
富士大学が地域プラットフォームとなり全体コーディネート役の「花巻市および周辺地域内エコシステムモデル構築事業」の成果で実現しました(既報「森林技術 10月号」の通り)。

130kwチップボイラー(オーストリア製)が第2陸奥寮のボイラー室に設置され稼働しています。
このボイラーにより第2,第3陸奥寮の浴場、洗面所、トイレ等および第2陸奥寮の床暖房用に温水が供給されています。

当日は運転中のボイラーで灰出し作業が行われていました。

この事業では燃料チップを大学構内のヤード(陸奥寮自転車置き場、教授会館前用地)で製造しています。

外気温低下、降雪等により乾燥が進まなくなってきています。真冬の需要増に備え燃料チップの備蓄と原料背板保管乾燥状況も確認しました。


写真1 集合写真 @ボイラー室チップサイロ前


写真2 原料背板乾燥保管の観察


写真3 製造燃料チップ備蓄保管観察


写真4 原料材(花巻球場公園材、近隣屋敷林伐採材)観察


写真5 原料背板乾燥保管観察