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吉田哲朗ゼミが「サトウ精機」でフィールドワークを実施しました

授業関係
12月11日(水)、3年生向け講座としてサトウ精機を企業取材し、代表取締役社長佐藤智栄氏よりお話を伺いました。

佐藤智栄社長は3代目です。もとより精密機械や半導体関連の部品を生産していましたが、佐藤智栄氏が社長になって2015年以降は東日本トヨタに直接部品供給を始め、トヨタ内で品質に関して3回表彰されています。

その技術を支える従業員(30人)に対して佐藤智栄氏は「縁があって入社した以上はやめてほしくないし、人材不足や人手不足は仕方ないとしても会社が嫌でやめるのはしてほしくない。」と述べています。
そこで、社員は30名30色であって働く目標や仕事への想いは異なることを前提に、それでも仕事する8時間は同じ方向-「お客さんのこと」を考え、顧客が喜ぶことに注力すること以上は求めないといいます。また、そのために会話と健康(体と心)に注意しているとのこと。

事前対応と当日の佐藤智栄氏の講演や、工場見学を含めた現場現物を見て積極的に質問する学生もおり、学生全員が感想を述べました。
また、佐藤智栄氏は学生の質問や感想にも丁寧に回答してくださったり、反応してくださったりしました。

今回の体験と企業取材は、従業員を大切にすることが他に負けない技術の源泉であることを理解するためのよい機会となり、有意義なフィールドワークとなりました。