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木村憲一郎教授が、国内外の高校生を対象に基調講演を行いました

お知らせ
5月23日(土)、盛岡中央高校において、木村教授が『Thinking About a Global Environmental Problem through a Local Perspective(グローバルな『環境問題』をローカルな視点で考えよう)』と題する基調講演を行いました。

この基調講演は、盛岡中央高等学校が海外姉妹校との交流および協働探究求を目的に毎年開催している「CHUO国際教育フォーラム」の一環として実施されたものです。
今年度は新たに、オンラインによる協働研究を重ねる取り組みが行われ、今回の基調講演は、協働研究の動機付けに当たります。

「Youth Thinking for the Future(未来に向けた若者の思考)」のテーマの基に、「教育」「AI」「環境」の3つのトピックから、木村教授は「Access to a Healthy Environment」に関する基調講演を行いました。
フィンランド、アルゼンチン、シンガポール、台湾、日本の6の高校から25名(教職員含む)が対面、オンライン、オンデマンドで参加しました。講演の構成はスライドのとおりです。

普段の授業よりも長い90分の講演でしたが、生徒たちは集中力を切らさず、熱心にメモを取り続け、大変立派な受講態度でした。
講演終了後の質疑応答では、海外の高校生からは生物多様性や環境投資、日本の高校生からは森林政策や原子力政策などたくさんの質問が挙がり、木村教授がそれぞれ丁寧に答えていました。
後日、追加の質問もあり、生徒たちの環境への関心、意識の高さが窺えます。

この講演を聞いた高校生たちは、現在、課題意識をもとに環境に関する研究をしています。
研究の成果は8月の発表会で報告されるとのこと。どのような報告がされるのか楽しみです。


講演のタイトル


講演の構成


木村教授による講演の様子(オンラインによるパソコン上の画面)