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花巻かわまちづくり計画始動!北上川から広がる観光と賑わい

お知らせ
花巻のまちを北上川から元気に! 新たな「かわまちづくり」がスタート

花巻のまちづくりに、新しい一歩が刻まれました。国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に、ついに『花巻地区かわまちづくり計画』が登録されたのです。
伝達式は8月26日に花巻市役所で行われ、花巻地区かわまちづくり計画策定協議会⻑を務める富士大学・木村憲一郎教授も出席しました。


なぜ“かわまちづくり”なのか?

舞台となるのは北上川。これまでも花火大会や市民活動の場として親しまれてきましたが、今回の計画は、川をより身近に、そして観光や交流の拠点として活かしていこうという取り組みです。
たとえば堤防に整備される階段状の護岸は、安全性を高めるだけでなく、イベント時には観客席として利用可能。市街地や温泉郷とも連携し、花巻全体の魅力を高める構想です。


星に願いを込めて――「北上川・北斗七星プロジェクト(7つの輝きづくり)」

さらに、この計画にはユニークなテーマが掲げられています。それが「北上川・北斗七星プロジェクト(7つの輝きづくり)」。
対象地の主要な資源を結ぶ北上川右岸の形状が北斗七星のように、花巻温泉郷がカシオペア座のように見えること、そして宮沢賢治が星を題材に多くの作品を残したことから着想を得ています。
7つの星に見立てた基本方針を位置づけ、市民の誇りと観光の力を輝かせていこうという思いが込められているのです。


未来を見据えて

「本計画は『花巻をもっと良くしたい』という熱い想いから生まれました。北上川を活かし、市民や来訪者が誇りと賑わいを感じられる街づくりを進め、地域の活性化につなげてまいります。」と木村教授は語ります。
会議では委員たちが熱心に議論を重ね、市民の想いを形にしてきました。上田市長も「地域の発展に大きな効果をもたらす」と期待を寄せています。

この計画は、令和8年度から具体的な整備が順次スタートする予定で、花巻の川辺がどんなふうに変わっていくのか、今から楽しみです。
あなたなら、どんなイベントや風景が広がる未来を思い描きますか?