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新着情報

富士大学と順天堂大学が大学間連携協定を締結

お知らせ
スポーツ健康科学の力で、地域を元気に。

この度、富士大学と順天堂大学は、教育・研究活動のさらなる発展と地域社会への貢献を目指し、大学間連携協定を締結しました。
この連携は、令和9年度に新設予定の富士大学スポーツ健康科学部を見据えたものです。両大学は、それぞれの専門性と地域性を活かし、スポーツ健康科学分野を中心に、質の高い人材育成と教育の実現に向けて協力していきます。


女性アスリートの未来を拓く「女性スポーツ研究センター」を設立

連携の第一歩として、令和8年4月に富士大学内に「女性スポーツ研究センター」を設立します。センター長には、順天堂大学の小笠原悦子特任教授が就任予定です。
このセンターでは、女性アスリートのコンディショニングに関する研究や、女性リーダーの育成、地域住民の健康増進に貢献する活動を進めていきます。また、地元高校の女子部活動の指導や支援にも積極的に取り組んでいきます。


質の高い教育プログラムと地域貢献

令和9年4月に新設される富士大学スポーツ健康科学部の学部長にも、小笠原氏が就任予定です。
スポーツ健康科学分野で豊富な実績を持つ順天堂大学との連携により、地域を支える人材を育成するための質の高い教育プログラムを提供し、岩手県のスポーツ振興と健康増進に貢献していきます。
少子化と若年層の人口流出が課題となっている岩手県において、今回の連携は、地域社会の未来を担う若者を育むための重要な一歩となります。


以下、両学長のコメント

【富士大学 龍澤尚孝学長のコメント】
富士大学と順天堂大学は、この度、大学間連携協定を締結しました。この協定を通して両大学の教育・研究の発展、地域課題解決、地域社会への貢献を行ってまいります。
富士大学はこれまで、実践的な教育を推進し、地域の持続的発展を牽引する社会のリーダーとなる人材の育成に励んでまいりました。
これまでの経済学部に加え、令和9年4月に「スポーツ健康科学部」を新設し、スポーツ、健康分野において、地域に根ざした高度専門人材の育成と学問領域の拡充を進めてまいります。
順天堂大学は「仁」の学是と「不断前進」の理念のもと、教育、研究、診療・実践を三本柱とする健康総合大学として、これまで教育・研究において輝かしい実績を上げ、社会に大きく貢献してこられました。この連携協定締結により、富士大学の発展のみならず、地域全体の発展に大きく寄与することを確信しています。

【順天堂大学 代田浩之学長のコメント】
富士大学と順天堂大学は、教育・研究の発展と地域社会への貢献を目指し、大学間協定を締結いたしました。順天堂大学は創立以来、学是「仁」の精神を礎とし、人を思いやり、互いに支え合う心を大切にしながら人材育成に努めてまいりました。そして「不断前進」の姿勢をもって、時代の変化に応じた挑戦を続けています。
富士大学は地域に根ざした実学教育で多くの人材を輩出し、昨年には硬式野球部から6名もの学生がプロ野球ドラフトで指名を受けるという輝かしい成果を挙げられました。この実績は、同大学の教育力と学生一人ひとりの努力の賜物です。本協定により、両大学の学生や教職員が互いの強みを学び合い、2027年度に富士大学が開設を目指すスポーツ健康科学部をはじめとする多様な分野で新たな価値を生み出していくことを期待しております。ともに歩み、地域と世界をつなぐ未来を築いてまいります。

左から和氣秀文順天堂大学スポーツ健康科学部学部長、龍澤尚孝富士大学学長、順天堂大学院特任教授小笠原悦子様(順天堂大学女性スポーツ研究センターセンター長)