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富士大生とラオス・ベトナム実習生が語り合った交流会

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文化が交わる瞬間を体験 ― 学生と技能実習生の交流フィールドワーク

「日本に来てまだ1週間なんです」——そんな自己紹介から始まった、富士大学の学生と外国人技能実習生たちの交流フィールドワーク。
9月8日(月)、岩手県国際経済技術協同組合研修所にて、ラオスから10名、ベトナムから5名の実習生を迎えたワークショップが開かれました。


出会いから広がる学びと気づき

当日は、受け入れの現状について山口幸朗理事長から説明を受けたのち、実習生たちが片言の日本語や母国語を交えながら自己紹介。
「家族は何人」「出身地はどこ」など、一つひとつ丁寧に伝えようとする姿に、学生たちは「もうここまで日本語が理解できるのか!」と驚きを隠せませんでした。

会話の中では、アニメ「ワンピース」で日本を知ったことや、漢字の学習の難しさが話題に。
学生たちからは「昔話を読むと漢字が覚えやすいよ」と、ちょっとした学習アドバイスも飛び出しました。


共通点を見つけて未来へ

食文化の話題になると、麺料理好きという共通点で盛り上がり。
辛い味つけが多いラオスやベトナムの食文化と、日本のうどんやラーメンが自然に重なりました。

さらに「大学の授業を見学してみたい」「施設を利用できたら嬉しい」という声も聞かれ、10月に開催される学園祭「紫陵祭」での再会に期待が高まります。

国境や言葉を越えてつながる瞬間には、思わぬ発見と喜びがあふれています。
あなたなら、どんな交流から未来を描いてみたいですか?