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トラブルから自分を守るために 冬休み前の生活安全講習会

イベント
冬休みを安心して迎えるために― 「生活安全講習会」を開催しました ―

12月3日(水)、学生の皆さんが冬休みを安全に過ごせるよう、「生活安全講習会」を実施しました。
この日は、社会の動きや身の回りの変化を踏まえ、今知っておきたい情報を専門機関の皆さまからお話しいただきました。


生活に直結するお金・制度・リスクについて学ぶ

はじめに紹介されたのは、日本年金機構の担当者より、公的年金制度の基礎知識について講話がありました。
20歳から加入する国民年金のしくみや、保障としての役割、未納による将来的な影響など、普段は意識することの少ない年金と自分の関係を考える時間となりました。

続いて、将来のキャリア形成を支援する「いわて産業人材奨学金返還支援制度」について紹介。
制度の仕組みや対象条件など、学生生活を送るうえで知っておきたいポイントがわかりやすく説明されました。

最後に、花巻警察署より薬物犯罪やSNSを介した危険な誘いについての注意喚起が行われました。
いわゆる闇バイトと呼ばれる違法行為への勧誘は、匿名性の高いSNSを通じて若者に近づくケースが増えています。
軽い気持ちで関わると、脅迫などにより抜け出せなくなる可能性もあるため、特に強い警戒が必要です。


自分の生活を守るために、今できることを

薬物の危険性についても改めて共有されました。
精神面・身体面ともに深刻な影響が出るほか、重大事件につながるケースもあり、県内での検挙者数も決して少なくありません。

講習の締めくくりには、「自分の行動ひとつで未来が変わる」というメッセージが伝えられました。
冬休みは楽しみが多い一方で、トラブルに巻き込まれやすい時期でもあります。
情報を正しく理解し、一人ひとりが自分を守る力を意識して行動していくことが大切です。