木質バイオマスを学ぶ科学技術交流とフィールドワーク
お知らせ
草原の国から届いた未来のヒント
モンゴルの若手研究者たちが、雪の残る花巻のキャンパスに集いました。きっかけは、国立研究開発法人科学技術振興機構による「さくらサイエンスプログラム」。
掲げられたテーマは「モンゴルにカーボンニュートラル技術を―木質バイオマス熱利用システムの普及に向けて―」。
環境問題という地球規模の課題に、国境を越えて挑むプロジェクトが動き出しました。
モンゴルでは今も石炭が主要なエネルギー源です。冬の厳しい寒さを支える一方で、スモッグによる健康被害や大量のCO₂排出が深刻な問題となっています。
パリ協定に基づき、2030年までに温室効果ガスを22.7%削減するという目標を掲げ、「10億本の植林」運動も進行中。
しかし、その先にある“木を育て、資源として循環させる”技術や仕組みは、これから整えていく段階にあります。
里山の知恵が世界とつながる
そこで注目されたのが、本学が地域とともに築いてきた木質バイオマスの取り組みです。
学生寮に導入された木質バイオマスボイラーは、近隣で生産された木材を燃料とするカーボンニュートラルな熱供給システム。
燃料となる木の伐出、チップ化、熱利用、さらには里山保全まで――その一連の流れを実践の中で検証し、技術的課題や経済性を分析してきました。
今回の交流では、研究者たちが実際の伐出現場やチッピング工程、規模の異なる熱利用施設を見学しながらケーススタディを実施。
寒冷で熱需要が大きいモンゴルでの活用を見据え、条件の違いを踏まえた技術的課題や導入の可能性を探りました。
地域の自治体や企業と連携して蓄積してきた“現場の知恵”が、遠く離れた国の未来づくりに役立とうとしているのです。
あなたの学びは、世界とどうつながる?
木を植え、育て、エネルギーとして使い、森を次の世代へつなぐ――その循環は、環境対策であると同時に、新しい産業や地域の価値を生み出す可能性を秘めています。
今回の交流は、単なる技術研修ではなく、「学びが社会を変える瞬間」を体感する場でもありました。
もし自分の学びが、遠くの国の課題解決につながるとしたら。
そんな未来を想像すると、少しワクワクしてきませんか。
国際協働で広がる研究と教育のフィールドは、これからも続いていきます。


モンゴルの若手研究者たちが、雪の残る花巻のキャンパスに集いました。きっかけは、国立研究開発法人科学技術振興機構による「さくらサイエンスプログラム」。
掲げられたテーマは「モンゴルにカーボンニュートラル技術を―木質バイオマス熱利用システムの普及に向けて―」。
環境問題という地球規模の課題に、国境を越えて挑むプロジェクトが動き出しました。
モンゴルでは今も石炭が主要なエネルギー源です。冬の厳しい寒さを支える一方で、スモッグによる健康被害や大量のCO₂排出が深刻な問題となっています。
パリ協定に基づき、2030年までに温室効果ガスを22.7%削減するという目標を掲げ、「10億本の植林」運動も進行中。
しかし、その先にある“木を育て、資源として循環させる”技術や仕組みは、これから整えていく段階にあります。
里山の知恵が世界とつながる
そこで注目されたのが、本学が地域とともに築いてきた木質バイオマスの取り組みです。
学生寮に導入された木質バイオマスボイラーは、近隣で生産された木材を燃料とするカーボンニュートラルな熱供給システム。
燃料となる木の伐出、チップ化、熱利用、さらには里山保全まで――その一連の流れを実践の中で検証し、技術的課題や経済性を分析してきました。
今回の交流では、研究者たちが実際の伐出現場やチッピング工程、規模の異なる熱利用施設を見学しながらケーススタディを実施。
寒冷で熱需要が大きいモンゴルでの活用を見据え、条件の違いを踏まえた技術的課題や導入の可能性を探りました。
地域の自治体や企業と連携して蓄積してきた“現場の知恵”が、遠く離れた国の未来づくりに役立とうとしているのです。
あなたの学びは、世界とどうつながる?
木を植え、育て、エネルギーとして使い、森を次の世代へつなぐ――その循環は、環境対策であると同時に、新しい産業や地域の価値を生み出す可能性を秘めています。
今回の交流は、単なる技術研修ではなく、「学びが社会を変える瞬間」を体感する場でもありました。
もし自分の学びが、遠くの国の課題解決につながるとしたら。
そんな未来を想像すると、少しワクワクしてきませんか。
国際協働で広がる研究と教育のフィールドは、これからも続いていきます。


