富士大学出身者では最年少での税理士試験合格者
秋田:湯沢翔北高出身
富士大3年生時に2科目同時合格。
平成27年3月、富士大学経済学部卒業。
平成29年3月、富士大学大学院修了。
令和2年税理士登録。
私は、税理士という仕事に就くために、富士大学に入学し、4年間勉強を続けました。そして、卒業を迎えようとする頃、進路について悩んでいました。大学4年生の時には、「税理士試験」の2科目に合格しました。残りの3科目については、仕事をしながら受験勉強をして税理士を目指すのかという選択肢を考えました。
あるいは、受験に専念して税理士を目指す方向も考えました。さらには大学院に進学し、学位による試験科目免除制度を利用して税理士を目指すのかということも考えました。このような様々な選択肢がある中で、大学のゼミ担当の指導教員に相談したところ、「大学院に行って税理士を目指す方がよいのではないか」というアドバイスをいただきました。その後、家族の賛成も得ることができて、大学院に進学することを決めました。
私が大学院に入学し、良かったと感じた点は主に2つあります。
1つは、勉強することについてのモチベーションが上がったということです。大学院における大半の院生の方々は仕事をしつつ大学院に通い、税理士を目指しています。意識の高く目線の高い方々ばかりでした。彼らと一緒に会話をしたり学んだりすることにより、私には未知のことがらであり、彼らからは非常に大きな刺激を受けました。
2つ目は大学院で学ぶ中で、物事を論理的に考え、自分の意見を相手にしっかりと伝えることができるようになったことがあります。大学院での講義はゼミ形式で行われ、講義のたびに自分の意見を求められました。最初のうちは、なかなか自分の考えを相手に伝えることに苦労しました。授業の回数を重ねるたびに、他の院生の方々や講義を担当する先生方に自分の意見をしっかりと伝えることができるようになっていました。
大学院で学んだ2年間はあっという間でした。学部で過ごした4年間よりも密度の濃い時間を過ごすことが出来たと思っています。就職しながら税理士試験を受けるということより、あるいは専門学校で受験に専念して税理士を目指すということよりも大学院での学びは多くのことを得ることができました。専門的な知識はもちろんのこと、大学院での講義や修士論文を執筆することを通して、論理的思考力や文章力、コミュニケーション能力など、様々なことを身につけることができました。
税理士を目指そうとしている方や、社会に出てからもう一度勉強したいと思っている方に富士大学大学院は向いていると思います。富士大学大学院は、教授や職員のサポートが厚く、社会人として働きながら、大学院に通えるようなカリキュラムも充実しています。また、図書館等の学内の設備も充実しており、学習するのに適した環境だと思います。
少しでも、富士大学大学院に興味を持った方は、オープンキャンパス等でぜひ一度富士大学大学院に足を運んでみてください。