1987年に税理士試験に合格。1990年に税理士登録をし、税理士事務所を開業。その後、1993年に富士大学に社会人として入学。経済学科経営・商学コース(現在の経営法学科経営・商学コースに該当)に所属して経営学、会計学、民商法関係の科目を中心に履修し、研鑽を積んだ。現在、税理士として税務申告や税務相談、企業の経営アドバイスを行っている。また、岩手県収用委員会委員をはじめ、行政機関の役職を数多く務めている。
【メッセージ】
日本の財政収入の6割は、税収により賄われています。主に所得税、法人税、消費財の3税が約半分を占めています。
我が国の税金は、その他にも数多くありますが、「所得」「消費」「資産」の三つに分類してバランスよく課税されています。
ここでは、「所得」に分類される税金として個人に課税される所得税と、企業に課税される法人税を取り上げ、基礎から分かりやすく解説致しますので、税理士を目指す学生はもちろん、企業や官公庁での勤務を希望する学生のみなさんも、この授業で税金に対する知識をぜひ修得してください。