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学部・学科/大学院

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図書館学講座

大学・専門・公共の図書館で活躍する司書となる資格(国家資格)が取得できます。

富士大学
富士大学の「図書館学講座」は、「図書館法」に基づき大学・専門・公共の各図書館で活動する「司書となる資格」の取得および企業等の情報管理担当者の養成教育のために設けられたものです。
図書館学の専門知識と技術を身につけることによって、調査・研究の資料、文献・記録の収集、整理・保管・利用提供する資料の管理等、さらにそれら資料から情報の検索ができるような一般的、基礎的知識をもって活動する、情報化時代に即応した専門業務に役立てることができます。

学部所要単位と並行して4年間で修得しなければならない科目は下記のとおりです。
図書館学授業科目表
区分授 業 科 目単位数履修年次
甲群生涯学習概論21
図書館概論21
図書館制度・経営論23
図書館情報技術論22
図書館サービス概論22
情報サービス論21
児童サービス論22
情報サービス演習 I(レファレンスサービス演習)12
情報サービス演習 II(情報検索演習)13
図書館情報資源概論22
情報資源組織論 I (目録)23
情報資源組織論 II (分類・件名)23
情報資源組織演習 I (目録)13
情報資源組織演習 II(分類・件名)13
乙群図書館情報資源特論12
図書・図書館史12
図書館総合演習13
甲群24単位必修・乙群2単位選択必修合計26単位 

ピックアップレクチャー

[図書館学] 早川 光彦教授

早川 光彦教授
図書館学とは、人と本を結びつけていくための技術を対象とした学問です。本学には、公共・大学・専門の図書館で働くことのできる図書館司書の資格が得られる課程があります。図書館利用者が求めている情報を、より早く、的確に探し当てるためには、どういう技術を身につければいいのか。また、本の素晴らしさや楽しさを伝えるためには、どのようにプレゼンテーションをしたらいいのか。一冊の本との出会いが、人生観を変えることもあります。その出会いを手助けするのが、図書館司書の仕事です。

[早川光彦教授]
富士大学図書館長。宮城県仙台市出身。
東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業。担当講義は図書館概論、図書館サービス概論など。
本から本への出会いのエピソードをまとめた「次の本へ」の執筆者84人の一人。本書を講義にも活用している。

一冊の本と人とを結びつける 図書館司書の仕事

次の本へ
図書館学とは、人と本を結びつけていくための技術を対象とした学問です。本学には、公共・大学・専門の図書館で働くことのできる図書館司書の資格が得られる課程があります。図書館利用者が求めている情報を、より早く、的確に探し当てるためには、どういう技術を身につければいいのか。
また、本の素晴らしさや楽しさを伝えるためには、どのようにプレゼンテーションをしたらいいのか。
一冊の本との出会いが、人生観を変えることもあります。その出会いを手助けするのが、図書館司書の仕事です。

現代社会を生き抜く力を身につける 学ぶ意義のある学問

自分自身で知識と情報を獲得する力は、生きていく上でも必要なものです。
大学でレポートを書いたり、卒業論文をまとめたりする時には、必要な情報がどこにあり、どうすれば手に入るのか知っていることが重要です。社会人となった時には、資料やデータを読み込み、理解する力が求められます。
図書館学を学ぶことは、これからの社会を生き抜く力を身につけるということ。

大学でこの学問にふれることは、大きな意義があるのです。

学生の声

奈那美さん [秋田県出身]

富士大学
小学生の頃から本に親しむようになり、将来は図書館司書になりたいと思うようになりました。そこで、図書館司書の資格が取得できる富士大学に進学しました。図書館学講座の科目の一つ「図書館情報資源特論」では、「図書館の企画棚にどんな本や資料を並べたいか」というテーマで意見を出し合う授業がありました。私はミステリー小説が好きなので、世界各国のミステリー小説を集めた展示を考えましたが、それぞれの提案に個性があり、おもしろかったです。
また、大学の図書館運営に関わる「図書館学生サポーター」も務めています。図書館に所蔵する本選びなどが主な活動ですが、2年生の時、自分たちが主体となり、初の「ブックカフェ」を企画しました。自分が勧めたい本とお菓子や飲み物を用意して、参加者へのプレゼントはブックマーク。準備がたいへんでしたが、貴重な経験となりました。大学での様々な学びを生かし、図書館司書になる夢を叶えたいです。