世界で活躍する技術を花巻で学ぶ 吉田ゼミの企業フィールドワーク
2026.07.22
地域に根ざした企業から学ぶ「ものづくり」と「人づくり」
「利益を上げること」だけが企業の役割ではありません。
7月15日、吉田哲朗ゼミの3年生は、花巻市の株式会社サトウ精機を訪れ、地域に根ざした企業経営とものづくりの現場を体感するフィールドワークを行いました。
事前学習では、企業は財務価値だけでなく、人間関係や働きがいといった「非財務価値」を育みながら地域とともに発展していく存在であることを学び、現地でその考え方に触れました。
技術だけでなく、人を育てる企業の姿勢
サトウ精機は、従業員約30名ながらトヨタ自動車東日本の一次協力企業として高い技術力を誇り、自動車や半導体製造装置、防衛・航空・鉄道関連まで幅広い部品を手掛けています。
講演では、佐藤智栄社長が創業の歩みや「世の中にないものを生み出す力」を大切にする経営理念を紹介。図面がなくても顧客の困りごとを形にする技術力や、ブラザー制度・技術継承の研修など、人材育成への取り組みについて語られました。
また、地域行事への参加、有給休暇取得の推進、育児休業制度の活用など、社員一人ひとりを大切にする職場づくりも印象的でした。
現場で感じた「企業の価値」とは
工場見学では、学生たちが積極的に質問し、佐藤社長も一つひとつ丁寧に応答してくださいました。
実際の製造現場に触れながら、「優れた技術は、人を大切にする企業文化から生まれる」という学びを実感した学生も多く、有意義な時間となりました。
企業の成長と社員の成長は切り離せない――。そんな地域企業の姿勢に触れた今回のフィールドワークは、学生たちが将来の働き方や企業のあり方を考える貴重な機会となりました。
