現代社会において大きな課題といわれる、若者の雇用の問題。厳しい就職事情に加え、働く意欲の低迷、ニートやフリーターの増加…せっかく就職先を見つけて卒業しても、高卒で5割、大学卒で3割の人たちが3年以内に離職するという統計も出ています。学校から社会・職業への移行を円滑にし、若者の雇用を後押しするために文部科学省が推進しているのが「キャリア教育」(職業観・勤労観を養い、社会人としての基礎力を養成する取り組みのこと)です。本学では、「実践力」を備えた「就業力」のある人材を育成するために、独自の「
富士大学イーハトーブ・キャリアプラン」を策定。キャリア形成論やメンタルマネージメント論、全員参加のインターンシップなど、教科として社会へ巣立つ基礎を体系的に取り入れています。
また、従来の就職支援に加え、キャリア教育部門を統合した「キャリア支援課」を設立し、社会に出るための橋渡し的な意識教育を全学的に実施しています。