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学部・学科/大学院

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経済学科

経済学科について

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私たちが暮らしている現代の社会では、地球温暖化、資源の枯渇、廃棄物問題、不況や失業、財政赤字や少子化・高齢化問題など、いろいろな問題が発生しています。こういった問題を解決したいとき必要なのが、経済のしくみに関する知識、「経済学」です。経済学科では、学生一人一人のめざす将来に直結した実例を通じて、経済のしくみを学び、実際に役立つ専門知識と柔軟な問題解決能力をもった人材を育成します。
経済学科では、経済のしくみを理論経済学(ミクロ経済学、マクロ経済学)、経済史、経済政策などの科目を通じて学びます。また、経済学科では、コース制を採用することによって、専門教育の充実が図られています。


経済学科に「地域貢献コース」を新設

公務員希望者への支援をさらに充実させました(2020年入学生より)

地域貢献コース概要
① 公務員(一般行政職)や地方銀行・団体職員・優良企業等の職員として活躍する人材育成を一層推進するため、経済学科に「地域貢献コース」を新設しました。
② 公務員希望者を対象とした特別ゼミを新設し、経済学科の「地域貢献コース」との連携により目標達成に向けた学修を4年間にわたって支援します。
③ 正課授業と対策講座を連動させ、就職対策をより効果的に行います。


経済学科において取得可能な主要資格
○高等学校教諭一種免許状(地歴、公民)○中学校教諭一種免許状(社会)
○司書となる資格

経済学科コース構成概略図

学科コース教員免許状図書館学プログラム
経済学科
国際経済コース
高等学校教諭一種免許状
(地歴)(公民)

中学校教諭一種免許状
(社会)
司書
となる資格
スポーツ指導者養成
プログラム

キャリア支援
プログラム
地域貢献コース
総合政策コース

国際経済コース

国際経済コース
国際金融、国際投資、途上国問題、先進各国の経済事情など、幅広く現代の国際経済について学ぶコースです。

金融、サービス業、国際的に展開する企業へ就職したい人に適しています。

総合政策コース

総合政策コース
経済のしくみを基礎知識として、現代の企業や地方自治体で必要とされる法学・経営法学の専門知識を幅広く学ぶコースです。環境問題に対する経済学的アプローチについても学びます。

公務員、公的セクター、一般企業へ就職したい人に適しています。

地域政策コース(2019年入学生まで)

地域政策コース
産業空洞化や地方財政問題で変化する地域経済、少子化・高齢化の影響を受ける地域社会の現状と解決策を、経済のしくみを学びながら考えていきます。

地方公務員、地域企業、地域における福祉関係、サービス分野へ就職したい人に適しています。

写真:花巻温泉郷

地域貢献コース(2020年入学生から)

地域貢献コース
「主体的に行動」し、自ら「地域に貢献」することを学びます。
地方公務員、地域企業、地域における福祉関係、サービス分野へ就職したい人に適しています。

経済学科としての教育への取り組み

学科長 影山一男教授

学科長のメッセージ(学科長 影山一男教授)

経済学科の教育目標は、経済のしくみと政策、歴史に関する専門知識を体系的に修得するとともに、その他の今日の諸課題を考察するのに必要な経営、法律、情報などの幅広い知識と柔軟な問題解決能力を持った人材を育成することです。
そのために経済学科では、経済のしくみに関する知識、「経済学」をコアとして、その関連分野、発展分野を体系的に学んでいきます。

経済学科の専門科目は「理論経済」、「経済史」、「経済政策」、「財政・金融」「演習」など幾つかの科目群に分かれていますが、経済学科のカリキュラムの特徴は、以下のような点にあります。
(1)経済学入門科目の配置
(2)経済学専門教育科目の年次的配置
(3)関連分野の科目配置
(4)数理的知識の科目配置

経済学科では、コース制を採用することによって、専門教育の充実を図っています。コースの授業科目は、必修科目、選択必修科目、選択科目に分けられ、各コースの特色に基づいて配置されています。コースは2年次に進級する時点で自由に選択することができます。
さらに、富士大学には大学院も併設されているので、進学してより深い勉強ができるような指導も可能です。

学生諸君へのメッセージ

常に、問題意識や疑問を持つような態度を身につけてください。そして、大学ではたくさんの本を読んだり、ゼミで議論をしたりすることで、先人の学問や実際の社会についてしっかり学んでほしいとおもいます。また、大学生としての生活を楽しみつつも、高校と違う学問の場としての大学の魅力を満喫して下さい。

ピックアップレクチャー

[地域経済論] 中村 良則教授・副学長

中村 良則教授
富士大学が目指すのは地域に役立つ人材の育成です。 公務員や地域企業の中核的社員をイメージしていますが、近年は自分で起業したりボランティア活動を行う人も増えています。また、ICTにより地域を支える人々のネットワークも無限に広がっています。
現代の地域経済の姿を正確に理解し、地域を支える人々の輪を拡げていくこと、これが地域経済学の役割です。

[エネルギー政策論] 遠藤 元治教授

遠藤 元治 教授
社会生活、生産活動のためにはエネルギー資源が必要です。現代社会は化石燃料大量消費の上に成立していますが、その非持続性や地球環境への悪影響が明確になってきています。この授業では、国情に鑑みた「各国」レベル、国内は「自治体」レベルのエネルギー政策(環境政策)について学修します。

[財政政策] 漆戸 宏宣講師

漆戸 宏宣 講師
公共選択論に代表される政治の経済分析の各種理論や仮説などのうち、特に基礎的な部分について、現実の日本の財政や政治などの状況にあてはめつつ、分かりやすく解説します。
※各教員の研究業績については「教員の研究業績等」をご覧ください。

学生の声

風伽さん [地域貢献コース・岩手県出身]

富士大学
就職率の高さに魅力を感じ、富士大学を選びました。 経済学科は多彩な分野の科目が学べるので、幅広い教養が身につけられます。
好きな科目は「経済史」です。世界や日本の経済の歴史をたどり、 経済の進化について知ることができるのが面白いです。
知識を深め、 将来の選択肢を広げた上で、 卒業後の進路を決めたいと思っています。

維音(ゆいと)さん [山形県出身]

富士大学
経済の仕組みを理解することによって社会全体の動きが知れる経済学は、興味深い学問です。
「経済学概論」 では需要と供給について詳しく学び、さらに関心が高まりました。 富士大学の先生方は学生一人ひとりに向き合った指導をしてくださり、学びを深める授業が徹底されています。
将来の夢である教員を目指し、 専門知識の習得にも励んでいきたいです。

カリキュラムについて

経済学科において、カリキュラムを構成する専門科目は下記のとおりです。
選択科目は主なものを掲載しています。
それぞれの、授業内容(特長・目標など)を検索するには、「アイアシスタント」をご利用ください

専門科目一覧

必修科目
ミクロ経済学
マクロ経済学
理論経済学
経済史
公共経済学
経済政策

選択必修科目(主なものを掲載)
経済学概論国際金融論
経済学史財政学
計量経済学地方財政論
国際経済学金融論
日本経済史銀行論
世界経済論財政政策
日本経済論統計学概論
産業組織論経済数学
経済開発論政治学
経済地理学法律と経済
商業経済論会社法
農業経済論民法(総則)
工業経済論憲法
地域経済論行政法
アジア経済論刑法
ヨーロッパ経済論経済法
流通経済論