文字サイズ
※翻訳が不十分な場合もございます。
ご了承下さい。

新着情報

令和2年度「地域内エコシステム」モデル構築事業 第1回地域協議会を開催しました

お知らせ
 令和2年(2020年)8月27日(木)、本学で『令和2年度 林業成長産業化総合対策補助金「地域内エコシステム」モデル構築事業』の第1回地域協議会を開催しました。
 この協議会では川上(木質資源供給者)、川中(木質燃料製造供給者)、川下(木質燃料利用者)の連携による木質バイオマスの熱利用の普及を目指しています。本事業は富士大学が応募し昨年度に引き続き採択されました。令和2年度の検討内容につき協議を行いました。

1. 地域内エコシステムとは
 市町村レベルでの小規模な木質バイオマスエネルギーの利用により、森林資源を地域内で持続的に循環させる仕組みです。このシステムを構築することにより、地域での森林資源を持続的に活用し、エネルギーの地産地消によって資金流出を防ぎ、地域の活性化また地域関係者への利益還元を目指しています。

2. 協議会の構成員および事業コンセプト図
  (図・写真はクリックすると拡大されます)

3. 今年度の目標および検討事項
目  標:・先行モデルとして富士大学への木質バイオマスボイラー導入計画づくり
     ・ 燃料供給に関する地域連携システムの構築
検討事項:上記目標に向け以下の具体的な検討を行う。
     ① チップ・サプライチェーン構築・新規メンバーとの連携検討
     ② コストダウンの検討 
     ・FIT発電非競合資源の検討・設備の具体的検討・運用スキームの検討
     ③ 熱需要先の調査・発掘調査
     ・銀河の里(悠和会)の簡易調査・その他地域内の需要先の抽出

 今年度から、社会福祉法人 悠和会「銀河の里」(燃料製造および利用検討)、クリエイトスター㈱(関連機器および燃料販売検討)、北上市森林組合(オブザーバー)の3者が新規参加。新規参加者との連携により実現性の高いモデルの構築を検討していきます。


当日の様子