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新着情報

令和4年度第2回富士大学運動部リーダー研修会 実施報告

イベント
実施日:令和5年2月7日(火) 9時30分受付開始 10時から17時まで
場 所:5号館555教室  
対 象:富士大学運動部リーダー、(主将、副主将、主務、学年代表等)
内 容:大学スポーツ協会(UNIVAS)協力事業
講 師:ZENコンサルティング株式会社 代表取締役 吉村宏太 様
    マイナビ アスリートキャリア事業部 事業運営部 部長 松岡勇作 様 他

 本事業は、UNIVASが今年度より開始した応募募集型のリーダー研修会事業です。本学はこれまでも運動部対象のリーダー研修会を実施してきましたが、今年度はUNIVASで公募したモデル大学に採択され、このような形で実施することができました。(UNIVASはこれまでも大学別の運動部リーダーを対象とした研修会は実施されていましたが、同じ大学内の運動部リーダー研修会はしていなかったそうです)
 参加者は、本学の強化指定部となる13部から10部から推薦されたリーダー計35名。
 午前は講師の吉村様のお話を聞きながら「メンバーに力を与えるためのアクションプランを考える」、「失敗と効果的に向き合う」等のグループ討議を行いました。グループのメンバー構成は、集団競技、個人競技別の役職毎に分かれた5~6名ずつで、性別や学年も異なる学生どうしでした。最初は、初めて顔を合わせる人もいたり、初めて言葉を交わす人もいたりしたため、緊張感がありましたが、自己紹介やワークを協力して行う中で、少しずつ打ち解けながら、それぞれの個性を生かした協議をすることができました。午後は、自己診断テストの結果を用いながら自分自身の強みを生かす大切さと弱みをチームにカバーしてもらう大切さを認識し、自分に最適で最善のリーダーシップ像を創造することができました。
参加した学生からは、「一番印象に残った言葉が、リーダーは好かれるより信頼されろという言葉で、自分はこれまで他の人に好かれるために行動をしていたが、これからは信頼されるために行動しようと思った。また、失敗や成功体験など様々なこと、全てのことから学ぶ姿勢がリーダーには不可欠ということだったのでその姿勢で忘れないようにしたい。」、「失敗や弱みを話すことで、こんなにも人を惹きつけることが可能なのか!と分かった。また、リーダーは好かれるより信頼を得ることの方が大切であるということも理解できた。しなやかに回復するレジリエンスも非常に大切だとわかった。」という感想が寄せられました(参加者アンケートの結果 とても参考になった:81.8%、参考になった:18.2%)。
 今回は様々な立場の役職者が参加していたこともあり、色んなことを吸収できるきっかけになったと感じます。アンケートからは、これまでリーダーという立場で戸惑っていた人が、研修を通じてポジティブに考えられるようになった様子がわかりました。非常に大きな成果を実感しています。
 本学では次年度以降もUNIVASに協力をいただきながら、運動部リーダー研修会を実施する予定です。