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新着情報

第2回 多文化共生社会のまちづくりワークショップ(WS)開催しました

イベント
6月17日(土)本学542教室において、富士大学「多文化共生社会のまちづくりWS」が開催されました。
 第2回は花巻市役所生涯学習課国際交流室の髙山くみ子氏が、今年3月に策定された花巻市多文化共生推進プランについて説明されました。 
説明によると、1.共生という言葉を知らない人と言葉の意味を理解していない人が約7割いる。2.生活に必要な日本語力が十分ではない外国人市民が多いが、日本語学習の機会が少ない。3.日本人との間に壁を感じている外国人市民がいる。4.生活や災害に関する情報が日本語のため、理解ができない外国人市民がいる。5.災害時の行動がわからない外国人市民がいる。6.地域活動に参加してみたいが、どのように参加してよいかわからない外国人市民がいるということで、そのような課題を解決するために同プランが作成されたとのことでした。
 
 その後のWSでは、花南地区の文化祭において多文化共生をテーマとした交流を行うとしたら、何が実現できるのか、どんな内容で、誰にどんな案内をするのかなど、具体的に話し合いが行われました。このWSでは3グループに分かれ花巻国際交流協会や花巻市国際交流室の方々がファシリテーター役をしていただき、各グループでは活発な議論が交わされました。今回は花南コミュニティ会議からも4名の方々が参加し、総勢28名の方々が参加されました。富士大学の留学生は4名参加し、花巻国際交流協会からは瀧澤クリスティーン・アリアナさんが流ちょうな日本語で活発に話され大盛況のうちに終了しました。
 次回からは、花巻市内の高校生も参加し、富士大学の学生・留学生、市民の方々、国際交流協会の方々などのWSが計画されております。