９月３０日（土）本学542教室において、富士大学第４回「多文化共生社会のまちづくりWS」が開催されました。８月から９月にかけて実施した「多文化共生アンケート」の集計結果について中村良則副学長/異文化交流センター長が解説し、その後、花南地域コミュニティ会議の方々と花巻農業高校生、富士大学生（留学生含む）が２班に分かれ、アンケート結果をもとに地域における多文化共生意識のありようを多角的に分析していきました。特に、年代別の地域共生意識の相違とその背景についてゴミ出しのルールや騒音など、身近な問題を例として参加者全員が意見を出し合い、相互の意見のすり合わせを図っていく作業を行いました。外国人との付き合いの有無による接し方の相違や留学生との意識の相違についてもアンケートを基に確認し、相互理解を深めるために大切な視点は何かについても話し合い、多文化共生社会実現のためになすべきことの認識を深める事が出来ました。
　次回（第５回）WSは「多文化共生のためのまちづくり（仮）」として、「多文化共生アンケート」の結果を踏まえた上で多文化共生社会に必要なまちづくりの視点を総括していきます。
　また、次回WSは富士大学紫陵祭の一環として実施し、本学５号館５５５番教室で午前１０:３０～１１：３０により開催します。参加自由ですのでぜひ多くの方々が参加されることを期待しています。