観光産業論の第５回(10/12)は、「岩手まるごとおもてなし隊」のマジカル河童ちゃんによる講義が行われました。「おもてなし論」にあるように、ホスピタリティとは何かが主な内容です。講師(以下「河童ちゃん」とさせていただきます)の仕事は岩手県の観光ＰＲ、物産の販促のお手伝いで、全国各地、海外をとびまわっています。岩手県の魅力を伝えるために自身が何をしているかを語る熱量は大変なもので、「岩手愛」がひしひしと伝わってくる内容でした。そんな河童ちゃんには熱烈なファンがいるようで、そうしたファンが岩手の応援団になって、岩手に来てくれる、その好循環が形成され始めています。自身をメディアに「岩手県のファン」を増やす。これが河童ちゃんの戦略です。ただ、河童ちゃんによると、自身のファンではなく、岩手県のファンを増やすことが目的なので、来てもらった人に楽しんでもらうために、自身は観光や食、文化について日々勉強とのことでした。なので、河童になるには、食リポの素養が求められるとのことです。東屋のかつ丼…気になります（笑）。
　ちなみに、イベントでのＰＲのためのネタをいつ仕入れているのかを聞いたところ、自身が観光しているとのことでした。

【学生の声】
・岩手の良いところを細かいところまで知り尽くしているから岩手をPRできるのだと思った。試行錯誤してどうやったら岩手に来てくれるか自分も考えようと感じた。りんごは青森だとおもっていたが、岩手のりんごも人気があるということを初めて知った。
・岩手の蕎麦にも2種類あることは知らなかった。
・岩手についての魅力を世界各地で発信してるいるのが凄いと思った。


写真１　右：マジカル河童ちゃん　　左：石川教授　


写真２　　授業風景　


写真３　　授業風景