～賢治のまちから～第12回全国高校生童話大賞（富士大学・花巻市・花巻市教育委員会主催）の表彰式が12/23(日)になはんプラザ（花巻駅前）で行われました。
　表彰式には金の星賞・銀の星賞受賞者の4名と、岩手県出身の銅賞受賞者3名をお招きし、最多の計7人の受賞者出席となりました。会場には受賞者のご家族、選考委員や花巻市・本学の職員などが出席し、一般の方々も多数ご来場いただきました。
　実行委員長の藤原隆男本学学長のあいさつと、選考委員を代表して牛崎敏哉先生から講評を頂いたあと、受賞者には、藤原実行委員長・NHK盛岡放送局局長から表彰楯と記念品が贈られました。
　続いて大石満雄花巻市長から受賞者へのお祝いの言葉をいただきました。
　金の星賞を受賞した上田　侑乃さん（埼玉県立浦和第一女子高校2年・第11回銀の星賞受賞）は、「昨年に続いて花巻に呼んでいただけてうれしい。今回の作品は、昨年の反省などを踏まえて、わかりやすいようにいろいろと考えて試行錯誤しました。自分が伝えたいように表現できているか不安だったので、金の星賞の受賞の報告を受け信じられない気持ちでいっぱいになりました。」と受賞の喜びを語りました。
　また、地元花巻北高校放送部生徒による大賞作品の朗読と花巻農業学校鹿踊部生徒による鹿踊の披露があり、表彰式を飾ってくれました。

　本学が所在する当地花巻市は、童話作家である宮沢賢治の生誕の地であり、このまちから全国の高校生に“童話”という自由な表現の場を提供する「全国高校生童話大賞」を企画し、今回で12回目となります。今回は1,032篇（高校数：183校）もの作品が寄せられました。

　受賞した作品の内容と、表彰式の詳細は後日全国高校生☆童話大賞サイトにて掲載予定です。