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新着情報

公開講義「地域創生論」が始まりました。 第1回「地域創生(論)の意義と地域創生論のいろいろ』が岡田学長により行われました。

授業関係
4月11日、岡田秀二学長が担当する2024年富士大学公開講義「地域創生論」第一回が行われました。この講義は本学の使命の地域貢献活動の一環として2016年度から開始され今年は9回目になります。市民の皆様と共に公開授業をつくってきましたが2020~2022年度の3年間は新型コロナウイルス感染拡大防止対策から非公開(や限定での公開)でした。やっと昨年度から防止対策を講じ公開を再開。今年度からいよいよ本格的に効果のある公開授業となる様、会場も元の5号館階段教室に戻し開講となっています。詳細は本学ホームページ右記URLの通りです(リンクはここから)。授業一覧は本リンク(地域創生論講義スケジュール(PDFはここから))の通りです。

 講義は、「地方創生政策」が国の重要政策の一つと位置づけられており、その内容および特徴、そして現在の進捗につき解説吟味を行うものでした。国の政策に対する自治体の実例・実績の紹介として葛巻町(第7回)、軽米町(第12回)、花巻市(第13回)に首長の講義が予定されています。第2回からの各講師の論を聴講するにあたり、それに資する情報の提供として、「地方創生(論)をめぐる種々の意見と具体化への主張」を8名の論者の出版物の議論の概要の整理・紹介がありました。各論者に対する岡田学長の吟味評価を示しながら、学生が地域創生につきどういうスタンスやヴィジョンを形成していくべきか、論点整理の観点が示されました。この授業は、講義とその後の質疑により構成されています。講義のみならず、学生・一般参加者との質疑議論からも学んで欲しいと述べられました。岡田学長の専門は、中山間地地域振興論ですが、その深い学問的知識が元にある穏やかな話し方で受講者の理解を促す丁寧な講義が印象的でした。